引用元:Netflix
京城クリーチャー 作品情報
タイトル | 京城クリーチャー |
話数 | 全10話 |
演出 | チョン・ドンユン |
脚本 | カン・ウンギョン |
放送年 | 2023年~2024年 |
視聴方法 | Netflix |
京城クリーチャー ★評価
★★★☆☆ ギリギリおもしろい★3
京城クリーチャー あらすじ
1945年、京城。
植民地時代の陰鬱なソウルで、生き残りをかけて戦う実業家と人捜しの専門家は、人間の貪欲さが生み出した怪物に立ち向かうことになる。
引用元:Netflix
京城クリーチャー 感想(ネタバレなし)
人間の貪欲さが生み出した怪物に立ち向かうとあらすじにあったので、『Sweet Home』系の話かと思ったら、植民地時代の日本人による悲惨な人体実験の話で、対怪物ではなく対日本人(軍?)の話でした。
気になり調べると人体実験は本当に行われていたようで…(作中の人体実験とはまた違うのだと思いますが)
私の勉強不足で人体実験のことは全く知らず、なんともショッキングな気持ちで見進めました。
ストーリーとしては、実業家テサン(パク・ソジュン)と、人捜しの専門家チェオク(ハン・ソヒ)が人捜しの最中に人体実験を目撃、捕らえられた人々を助け、捜していた人物を救い出そうとする話です。
人体実験によって生み出された怪物がそれはもう恐ろしいのですが、人体実験をする日本軍の方が100倍恐ろしいと思わされる展開になっています。
人体実験にフォーカスすると日本軍がどれだけ悪だったか、そこにしか目がいきません。
しかし、テサンとチェオクにフォーカスすれば、厳しい時代に強く生きる2人の美しさ儚さを感じられるのかなと思います。
と言いながらも、俳優として実力と魅力がある2人のロマンスが霞むぐらいのグロさ、胸糞悪さで、正直この2人は別のドラマでの共演が見たかったと思いました。
終わり方も微妙で、シーズン2ありきな終わり方なので全くすっきりしません。
すっきりしないどころか謎、モヤモヤを増やすだけ増やして散らかしまくって終わりました。(シーズン2公開予定とネットで見たけど本当にあるのよね…?)
この時代の日韓での出来事を韓国でドラマ化すると、やはり日本がかなり残忍で悪い国として描かれ、(事実そうだったのでしょうが)純粋にドラマを楽しもうとは思っていても、実際は複雑な心境で見ることになってしまいます。
見なけりゃいいのですが、出演俳優が豪華だと見たくなる→結局ショックを受けながら見る。
ドラマだから!と思っていいのか、それが目を背けることになってしまうのか…韓国ドラマが好きな日本人としては色々と考えてしまいました。
京城クリーチャー こんな人におすすめ!
- 短めなドラマが見たい方(全10話)
- 歴史もの、歴史フィクションが好きな方
京城クリーチャー 主要キャスト/出演作品
チャン・テサン役 パク・ソジュン
出演作品
- 『梨泰院クラス』
- 『キム秘書はいったい、なぜ?』
- 『サム、マイウェイ』
- 『彼女はキレイだった』
ユン・チェオク役 ハン・ソヒ
出演作品
- 『マイネーム』
- 『わかっていても』
- 『夫婦の世界』
- 『アビス』
クォン・ジュンテク役 ウィ・ハジュン
出演作品
- 『最悪の悪』
- 『シスターズ』
- 『イカゲーム』
- 『ロマンスは別冊付録』
ユン・ジュンウォン役 チョ・ハンチョル
出演作品
- 『弱いヒーローClass1』
- 『ルール通りに愛して!』
- 『ヴィンチェンツォ』
- 『智異山』
ナウォル夫人 キム・ヘスク
加藤中佐役 チェ・ヨンジュン
前田由紀子役 スヒョン
出演作品
- 『ヒーローではないけれど』
- 『エージェントなお仕事』
- 『キマイラ』
- 『ゲームの女王』